147-2 十勝 静寂房 お部屋編1
□ お部屋編です.着くとロビーで記帳したあとに
お部屋に案内されます。とても広いロビーで、中庭が
作られています。

これだけ広いロビーにポツリと椅子があるというのも初めてですね。


庭中央にオブジェがあり、周りを丸石で囲ってあり
ますが、どの石も中央に向かって方向付けが施され
ています。
それではお部屋に案内されます。今回は西の07に
なります。

平面図がこれです。この列が西の並びです。

東西南北にほぼ正方形に配置されていて、特に
外の景色による違いはないように思えます。
露天風呂は塀で囲まれてまして、見られない様に
なってますが、逆に外の景色も見られません。
それを考えると西側のほうが木が多く、塀の上に
秋には紅葉が眺められるかもしれません。

建築家小西氏のHPより (札幌在住で中山アーキテクツさんの近くです)
それではお部屋にまいります。

切妻の屋根(斜めになっている)に外にテラス
です。

いい感じのお部屋ですよ。
ウエルカムドリンクはテーブルの上にあって、冷蔵庫の
中にも飲み物が入ってました。
それに羊羹と、センスと何かお土産とメッセージが
ありましたが、奥さんに渡りました。

季節感を感じさせてくれるのは基本中の基本です。同じものを年がら年中出す
旅館のどれほど多い事か。

説明してくれたスタッフは若い子でしたが、お話夢中になり
時間がかかると思ったのでしょう、ポットからお茶を出して
注いでくれました。本当はセルフなのですが。
この辺の気配りは、若い子にはできないでしょうが
ちゃんとしてるのに驚きました。
あとから説明もしますが、皆さんかなりいい感じで
フレンドリーですね。
お部屋編まだまだ続きます。
お部屋に案内されます。とても広いロビーで、中庭が
作られています。

これだけ広いロビーにポツリと椅子があるというのも初めてですね。


庭中央にオブジェがあり、周りを丸石で囲ってあり
ますが、どの石も中央に向かって方向付けが施され
ています。
それではお部屋に案内されます。今回は西の07に
なります。

平面図がこれです。この列が西の並びです。

東西南北にほぼ正方形に配置されていて、特に
外の景色による違いはないように思えます。
露天風呂は塀で囲まれてまして、見られない様に
なってますが、逆に外の景色も見られません。
それを考えると西側のほうが木が多く、塀の上に
秋には紅葉が眺められるかもしれません。

建築家小西氏のHPより (札幌在住で中山アーキテクツさんの近くです)
それではお部屋にまいります。

切妻の屋根(斜めになっている)に外にテラス
です。

いい感じのお部屋ですよ。
ウエルカムドリンクはテーブルの上にあって、冷蔵庫の
中にも飲み物が入ってました。
それに羊羹と、センスと何かお土産とメッセージが
ありましたが、奥さんに渡りました。

季節感を感じさせてくれるのは基本中の基本です。同じものを年がら年中出す
旅館のどれほど多い事か。

説明してくれたスタッフは若い子でしたが、お話夢中になり
時間がかかると思ったのでしょう、ポットからお茶を出して
注いでくれました。本当はセルフなのですが。
この辺の気配りは、若い子にはできないでしょうが
ちゃんとしてるのに驚きました。
あとから説明もしますが、皆さんかなりいい感じで
フレンドリーですね。
お部屋編まだまだ続きます。
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147-1 十勝 静寂房 導入編
□ モール温泉で有名な十勝温泉ですが、そこに
2022年に全室かけ流しの高級旅館がオープンしました。
建築デザイナーは,世界でアワードを取りまくっている
日本人デザイナーの一人、小西 彦仁氏です。

一般的にはこの写真かな↓

モール以外ではなんとなく印象に薄かった
十勝ですが再訪候補筆頭に上がってきました。
このブログで147ということはそれに近い旅館に
訪れているわけですが、(レストランもいれての数字)
結局はおもてなしというか人なんですね。
決め手になるのは。

宿泊客がゲートに入ると、女将やらスタッフが
こうしてお出迎えをするわけです。
これからお客様を迎えようとする緊張感
伝わってきますでしょう。
これがこの宿の全てを物語ってますね。

旅館は東西南北に分かれた回廊のようになって
いて坐忘林のように一周するとまたもとに戻るように
なっている作りで全室24です。

大きなヒノキ風呂にモールです、贅沢ですね。それに
ヒノキにLEDライトを仕込んでいるので框の下が光って
ますでしょう。
こんな仕掛けは思いつきもしませんでした。

投宿は7月でしたが、紅葉の時期はどうでしょうか。
十勝まで高速で4時間です。また来てみたいと思う
宿が1つ増えました。いいや、必ず来たいです。
それでは次回から静寂房をご案内いたします。
2022年に全室かけ流しの高級旅館がオープンしました。
建築デザイナーは,世界でアワードを取りまくっている
日本人デザイナーの一人、小西 彦仁氏です。

一般的にはこの写真かな↓

モール以外ではなんとなく印象に薄かった
十勝ですが再訪候補筆頭に上がってきました。
このブログで147ということはそれに近い旅館に
訪れているわけですが、(レストランもいれての数字)
結局はおもてなしというか人なんですね。
決め手になるのは。

宿泊客がゲートに入ると、女将やらスタッフが
こうしてお出迎えをするわけです。
これからお客様を迎えようとする緊張感
伝わってきますでしょう。
これがこの宿の全てを物語ってますね。

旅館は東西南北に分かれた回廊のようになって
いて坐忘林のように一周するとまたもとに戻るように
なっている作りで全室24です。

大きなヒノキ風呂にモールです、贅沢ですね。それに
ヒノキにLEDライトを仕込んでいるので框の下が光って
ますでしょう。
こんな仕掛けは思いつきもしませんでした。

投宿は7月でしたが、紅葉の時期はどうでしょうか。
十勝まで高速で4時間です。また来てみたいと思う
宿が1つ増えました。いいや、必ず来たいです。
それでは次回から静寂房をご案内いたします。
146-7 ニセコシグチ 朝食編
□ 朝食です、夕食と同じSOMOZAに向かいます。
夕食時と違うテーブルを選ばさせてもらいました。

ニセコの自然を満喫しながらの食事になります。

先ずはお品書きがまいりますが、お手製の
お絵描きになっております。

おしぼりがありまして、水の中に入れると
大きくなります。説明を聞いて初めて分かりました。

先ずは朝のドリンクです。

モーニングブーストと季節の小鉢

SHIGUCHIファームの温野菜

SHIGUCHIでは敷地内に大きな温室を作っている
最中で、今後も野菜について自家栽培に力をいれる
ようです。楽しみですね。


お魚トキシラズとSHIGUCHIの玉子焼き


ご飯

フルーツと自家製ヨーグルトとグラノーラ
□ SHIGUCHIについては一度ここで終わりです。
その後、美術品関連の特別編としてご紹介したいと
思います。
SHIGUCHIはショウヤ氏が作った自分の拘りの
アート施設でありまして展示してある数も
かなりに登りますので別添扱いに致しました。


夕食時と違うテーブルを選ばさせてもらいました。

ニセコの自然を満喫しながらの食事になります。

先ずはお品書きがまいりますが、お手製の
お絵描きになっております。

おしぼりがありまして、水の中に入れると
大きくなります。説明を聞いて初めて分かりました。

先ずは朝のドリンクです。

モーニングブーストと季節の小鉢

SHIGUCHIファームの温野菜

SHIGUCHIでは敷地内に大きな温室を作っている
最中で、今後も野菜について自家栽培に力をいれる
ようです。楽しみですね。


お魚トキシラズとSHIGUCHIの玉子焼き


ご飯

フルーツと自家製ヨーグルトとグラノーラ
□ SHIGUCHIについては一度ここで終わりです。
その後、美術品関連の特別編としてご紹介したいと
思います。
SHIGUCHIはショウヤ氏が作った自分の拘りの
アート施設でありまして展示してある数も
かなりに登りますので別添扱いに致しました。


146-6 ニセコシグチ 夕食編
□ 夕食は別棟のSOMOZAになります。

それではテーブルに着き、飲み物を頼んで
開始となります。

自分はビールで

奥さんは梅酒のロックで、それも焼酎ベースでないもの。

フレンチともイタリアンなのか、はたまた和食混在
なのか、カトラリーは箸も付きます。
□ 前菜というより付き出しで

「グラナディ・エゾのグジェール」
エゾとなっているので蝦夷の事かと思ったら
立派な名前で、ある種のチーズらしいです。
グジェールとはチーズを加えた薄皮の料理
ですって。
ここから先は分からない言葉も出てきますので
取りあえずは調べてあります。

「新得地鶏とタコの雲丹塩麹クロケット
松ぼっくりで燻したホッケの昆布締め」
この黒いのがクロケットでいわゆるコロッケです。
そして手前のホッケの燻しですが、実に
大がかりな仕掛けが付いてきました。

ナウシカに登場するオームかと思いました

蓋を取ると中にクロケットと昆布締めのホッケが
出てきます。
これがシグチの名物らしいような事言ってましたが
どう見ても、中央の松ぼっくりは本物ですが、蓋は
使いまわしじゃん、って思うの自分だけでしょうか。

「帆立とふきのとうのコンフィ」
甘く煮つけるのをコンフィとか言いますね
ジャムもフランス語でコンフィチュールですから
その類です。

「短角牛ミスジのしゃぶしゃぶ、牡蠣の燻製と山菜
チャイブオイル」

「サーモンのベニエ,発酵クリーム」
上がサーモンの衣上げも見たいなものでベニエ
左が発酵クリームです。
写真とお品書きがごっちゃになっていると思います。
チャイブオイルとチャイブは下の写真になっていますから。
このへんはこだわらずに。
短角牛のミスジは肩の回りの肉で、3枚の筋が入っている
ことから「ミスジ」と呼ばれる事のようです。
最近は牛も豚も部位が細かくなってきたので
分かりませんね。

「ニセアカシアとオリーブオイルのヌガーグラッセ」
一旦冷たい(グラッセ)のデザートが入ってお口直しです。

「北十勝ファームさんの短角牛サーロインの塩釜焼き」
「カブの藁焼きみぞれ餡掛け」
ここでメインに入りますが、塩釜焼で、これも前回同様
使いまわしでしょうね。

塩釜です・・・・どうもさっきのオームの残像に
近いものがありますね。


「豊浦GSWさんの無農薬イチゴのグラスとカカオの
クレープ」
それと最後にコーヒかお茶になります。
どれをとってもコンセプトが一貫していて美味しいです。
野趣あふれる燻しだったり、発酵だったり見ていて楽しい
感動もあります。美味しいというより楽しいいと言うほうが
向いているかもしれません。そういう意味ではシグチしか
できない良い演出だと思います。
ただし、料理は最初に付き出し(前菜)が弱いと、待って
いるわくわく感を外してしまうし、最後のもっと満足して
帰りたいというデザートが不満だと、ダメ出しがでてしま
います。
この点では最初と最後が弱いと満点にならないです。
アミューズで驚かせて、デザートで喜ばせるまでに
はもう少しかなと思ってしまいました。
でも料理に季節感がありますし、秋の料理は楽し
みかもしれません。できれば再訪したいです。

それではテーブルに着き、飲み物を頼んで
開始となります。

自分はビールで

奥さんは梅酒のロックで、それも焼酎ベースでないもの。

フレンチともイタリアンなのか、はたまた和食混在
なのか、カトラリーは箸も付きます。
□ 前菜というより付き出しで

「グラナディ・エゾのグジェール」
エゾとなっているので蝦夷の事かと思ったら
立派な名前で、ある種のチーズらしいです。
グジェールとはチーズを加えた薄皮の料理
ですって。
ここから先は分からない言葉も出てきますので
取りあえずは調べてあります。

「新得地鶏とタコの雲丹塩麹クロケット
松ぼっくりで燻したホッケの昆布締め」
この黒いのがクロケットでいわゆるコロッケです。
そして手前のホッケの燻しですが、実に
大がかりな仕掛けが付いてきました。

ナウシカに登場するオームかと思いました

蓋を取ると中にクロケットと昆布締めのホッケが
出てきます。
これがシグチの名物らしいような事言ってましたが
どう見ても、中央の松ぼっくりは本物ですが、蓋は
使いまわしじゃん、って思うの自分だけでしょうか。

「帆立とふきのとうのコンフィ」
甘く煮つけるのをコンフィとか言いますね
ジャムもフランス語でコンフィチュールですから
その類です。

「短角牛ミスジのしゃぶしゃぶ、牡蠣の燻製と山菜
チャイブオイル」

「サーモンのベニエ,発酵クリーム」
上がサーモンの衣上げも見たいなものでベニエ
左が発酵クリームです。
写真とお品書きがごっちゃになっていると思います。
チャイブオイルとチャイブは下の写真になっていますから。
このへんはこだわらずに。
短角牛のミスジは肩の回りの肉で、3枚の筋が入っている
ことから「ミスジ」と呼ばれる事のようです。
最近は牛も豚も部位が細かくなってきたので
分かりませんね。

「ニセアカシアとオリーブオイルのヌガーグラッセ」
一旦冷たい(グラッセ)のデザートが入ってお口直しです。

「北十勝ファームさんの短角牛サーロインの塩釜焼き」
「カブの藁焼きみぞれ餡掛け」
ここでメインに入りますが、塩釜焼で、これも前回同様
使いまわしでしょうね。

塩釜です・・・・どうもさっきのオームの残像に
近いものがありますね。


「豊浦GSWさんの無農薬イチゴのグラスとカカオの
クレープ」
それと最後にコーヒかお茶になります。
どれをとってもコンセプトが一貫していて美味しいです。
野趣あふれる燻しだったり、発酵だったり見ていて楽しい
感動もあります。美味しいというより楽しいいと言うほうが
向いているかもしれません。そういう意味ではシグチしか
できない良い演出だと思います。
ただし、料理は最初に付き出し(前菜)が弱いと、待って
いるわくわく感を外してしまうし、最後のもっと満足して
帰りたいというデザートが不満だと、ダメ出しがでてしま
います。
この点では最初と最後が弱いと満点にならないです。
アミューズで驚かせて、デザートで喜ばせるまでに
はもう少しかなと思ってしまいました。
でも料理に季節感がありますし、秋の料理は楽し
みかもしれません。できれば再訪したいです。
146-5 ニセコシグチ お部屋編とお風呂編
□ ほとんど使わない我々ですが一応2階をご案内し
ておきます。

鉄製のミシミシ音の出る階段を上がりますと・・・

ここにまた忍者屋敷のような空間があります。

多分ですがショウヤ氏の監修した襖の絵があって
機会があれば布団を敷いて寝てみたいものです。

2階にトイレもあるので、これだけは使わせて
もらいました。
□ お風呂ですが坐忘林と同じ石風呂です。

泉質も坐忘林と同じようです。針葉樹の香りが
する独特な温泉ですね。

一度天井まで持っていって、そこから
管で落とすタイプです。

このほうが良いのは湯口から湯が
溢れるタイプより音が静かでいいですね。24時間のかけ流し
ですが、そういえば夜にもうるさいと思ったことないですね。

多少、ぬるめなので、浸かりながら長時間ボーっとして
られます。いい景色に川のせせらぎ、鳥のさえずり・・
至福の空間ですね。
ておきます。

鉄製のミシミシ音の出る階段を上がりますと・・・

ここにまた忍者屋敷のような空間があります。

多分ですがショウヤ氏の監修した襖の絵があって
機会があれば布団を敷いて寝てみたいものです。

2階にトイレもあるので、これだけは使わせて
もらいました。
□ お風呂ですが坐忘林と同じ石風呂です。

泉質も坐忘林と同じようです。針葉樹の香りが
する独特な温泉ですね。

一度天井まで持っていって、そこから
管で落とすタイプです。

このほうが良いのは湯口から湯が
溢れるタイプより音が静かでいいですね。24時間のかけ流し
ですが、そういえば夜にもうるさいと思ったことないですね。

多少、ぬるめなので、浸かりながら長時間ボーっとして
られます。いい景色に川のせせらぎ、鳥のさえずり・・
至福の空間ですね。