10.登別滝乃家・研究
□ 道内でも5本の指に入るほど人気のある老舗旅館です。
これについてはすこし、蛇足ではありますが丁寧に記事を書こうと思います。
書くに値する旅館というわけで、なぜここが人気があるのかを分かりやすい形で
時系列ふうにまとめてみました。
この旅館は2006年から全面改装に入り2008年8月にリニューアルオープンを
したそうです。以前の旅館については何も知らないのですが、口コミを読んでみると
かなりイメージが変わったらしいとあります。そもそもこの旅館の特徴はその建物に
あります。2000坪ある和風庭園を眺めさせるように玄関から客室、ロビーに至る
までその眺め方を良く研究しているように思います。リノベーションをしたのは熱海の
石井建築事務所というところらしいです。HPを調べましたら旅館というものは
そもそもが「美しい世界」であるべきとのコンセプトに基づいているそうです。なるほど
それで室内の入るなり、その美しい世界がおもてなししてくれることになるわけですね。

□ 駐車場に入ると係りの人が向かい出て車のカギをお預かりいたしますと言ってくれます。
駐車場が園内にあるので結構ですとお断りしました。車の移動をしてくれるのは知っている
限りでは翠山亭倶楽部もそうでしたが、慣れない車なのでたいていはお断りすることに
しています。
車から降りて荷物は運んでもらいましたが、玄関に入るまでゆっくりと歩いてお庭を見学する
ことができます。いい旅館や割烹というものはこの間があるもんなんですね。またどういう
おもてなしがそこにあるのか期待を持たせるのもこの空間によるものです。

心なしか奥様も雰囲気に染まりつつありますが・・・
□ 玄関前には打ち水の桶が用意されています。
茶道では打ち水がされていて初めて客は茶時に入る、つまり建物に入る
ことができる合図とされてますが、ここの玄関ではその桶がちゃんと置いてあります。
こういうのっていいですね。

□ 玄関横に大きな石を削ったつくりがありますが、ホオノキが活けてありました。
まさかヒコバエでもあるまいと寄ってみましたら剣山に刺してありました。
この辺なんかも粋ですね。お花は全室に本物が活けてあるほどのこだわりようです。

□ さてそのお気に入りになりそうな瀧乃家とはどんな旅館なんでしょうか。
ちなみに家とあるのは家にいるようにくつろいで欲しいとのこだわりによるもの
らしいです。ですから滝乃屋ではないんですね。

和風高級旅館とはどんなものなのでしょうか・・・たっぷりと拘って欲しいですね。
(続く)
これについてはすこし、蛇足ではありますが丁寧に記事を書こうと思います。
書くに値する旅館というわけで、なぜここが人気があるのかを分かりやすい形で
時系列ふうにまとめてみました。
この旅館は2006年から全面改装に入り2008年8月にリニューアルオープンを
したそうです。以前の旅館については何も知らないのですが、口コミを読んでみると
かなりイメージが変わったらしいとあります。そもそもこの旅館の特徴はその建物に
あります。2000坪ある和風庭園を眺めさせるように玄関から客室、ロビーに至る
までその眺め方を良く研究しているように思います。リノベーションをしたのは熱海の
石井建築事務所というところらしいです。HPを調べましたら旅館というものは
そもそもが「美しい世界」であるべきとのコンセプトに基づいているそうです。なるほど
それで室内の入るなり、その美しい世界がおもてなししてくれることになるわけですね。

□ 駐車場に入ると係りの人が向かい出て車のカギをお預かりいたしますと言ってくれます。
駐車場が園内にあるので結構ですとお断りしました。車の移動をしてくれるのは知っている
限りでは翠山亭倶楽部もそうでしたが、慣れない車なのでたいていはお断りすることに
しています。
車から降りて荷物は運んでもらいましたが、玄関に入るまでゆっくりと歩いてお庭を見学する
ことができます。いい旅館や割烹というものはこの間があるもんなんですね。またどういう
おもてなしがそこにあるのか期待を持たせるのもこの空間によるものです。

心なしか奥様も雰囲気に染まりつつありますが・・・
□ 玄関前には打ち水の桶が用意されています。
茶道では打ち水がされていて初めて客は茶時に入る、つまり建物に入る
ことができる合図とされてますが、ここの玄関ではその桶がちゃんと置いてあります。
こういうのっていいですね。

□ 玄関横に大きな石を削ったつくりがありますが、ホオノキが活けてありました。
まさかヒコバエでもあるまいと寄ってみましたら剣山に刺してありました。
この辺なんかも粋ですね。お花は全室に本物が活けてあるほどのこだわりようです。

□ さてそのお気に入りになりそうな瀧乃家とはどんな旅館なんでしょうか。
ちなみに家とあるのは家にいるようにくつろいで欲しいとのこだわりによるもの
らしいです。ですから滝乃屋ではないんですね。

和風高級旅館とはどんなものなのでしょうか・・・たっぷりと拘って欲しいですね。
(続く)
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